ランと仕事

自己ベスト更新する上で仕事の重要性について考えてみた

記録を大幅に更新できるようになったのは独立した後??

社会人になってからもランニングは続けていましたが、記録を大幅に更新できるようになったのは、36歳以降です。

ヒラケン
つまり独立してからです。

もちろん、独立するまでは業務的に忙しく走る時間がとれない時が多かったということが大きく影響しているとは思います。

ただ、仮に時間があったとしても、仕事のことを考えてしまうと、走ることが億劫になり「今日は仕事が大変だからやめておこう」となることが多かったです。

仕事している方達なら「あー、わかる、わかる。」という声が聞こえてきそうですが、特に月曜の朝はこれからまた1週間始まるのかと思うと特に走ろうという気にはなれなかったです。

 

では、独立してからはどうだったのか・・・

自分のやりたいと思っていた仕事をすることができ、業務委託という立場上いらないと思われると職を失うという恐怖はあったものの、だからこそ色々と提案もしました。

結果、仕事を認められることも多くなり、充実感を得ることができました。

仕事が充実していると気持ちも前向きになり余裕が出てきます。

走るということに対する抵抗もなくなり、月曜の朝でもしっかり走れるようになりました。

仕事だから走らないでおこうという、仕事を言い訳にすることがなくなりました。

そして、さらに走っている時間(特にジョギングの時)は仕事のことを考える時間も増え、良いアイディアが走っている間に生まれたり、その日どういう順番で仕事をしていこうかと整理もでき、仕事の取り掛かりが早くなりました。

仕事が順調であるかどうかが僕にとってはランニングにも影響があるということを感じています。

独立して自分で仕事をコントロールでき、前向きになれたことで走りにもより一層身が入り、自己ベスト更新につながったのだと思います。

 

転職という最初の一歩を踏み出す時に参考にした本

35歳の時にはじめて転職をしましたが、最初の転職はベンチャーだったので給与はもちろん下がりますし、子どももいたので、

本当にやっていけるのか不安がなかったといえば嘘になります。

もちろん家族からも反対されました。

何か説得できる材料を探そうと思い、本屋をうろうろしていた時に見つけたのがこの本です。

本の中で特に参考にしたのが「お金」の部分です。

例で家族構成が4人の場合、子どもを小学校から私立にいかせるか、高校から私立にいかせるかなど様々なパターンで将来かかるお金を計算で出してくれており、さらに年収別に月当たりの支出額も計算してくれています。

本の情報を参考に、転職をした場合の自分の収入をベースに将来かかるお金のことを計算しました。

すると、自分には収入が下がったとしても2年間は猶予があるということがわかりました。

そこで、家族には「2年後に年収○万円になっていなければ、もう一度仕事を見直す。それまでは下がってしまう給料でもなんとかやっていける。」と説得をしました。

今でも時々この本を見返しますが、お金の事以外でも35歳というちょうど仕事もプライベートでも転機の多い年齢で考えておいた方が良いことが書かれており、それに対して自分はどうなのか振り返る良い機会になると思います。



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  • この記事を書いた人

ヒラケン

平野賢(ひらのけん)
1980年4月8日生まれ
メンバー5000名超のランニングサークルWindRun代表
40代で各種目自己ベストを更新。自己ベスト更新に至るまでの練習内容や考察をブログに残しています。

■自己ベスト
1500m:4'13"(41歳)
3000m:8'58"(41歳)
5000m:15'28"(40歳)
ハーフ:1:11:25(41歳)
フル:2:32:31(42歳)

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