自己ベストチャレンジ

金沢マラソン2025|雨の中で掴んだ理想のビルドアップ

🌟 今日の一言テーマ

「後半に伸びる走りができた」


📊 レースデータ

  • 大会:金沢マラソン 2025

  • 日時:10月26日(日)

  • 天候:雨

  • シューズ:メタスピードレイ(ASICS)

  • 記録:2時間40分57秒

  • ペース:
     0–30km:3’50/km前後
     30–35km:3’41/km
     35–40km:3’37/km
     40–42.195km:3’33/km

  • 平均ペース:3’44/km

  • 目的:神戸マラソンに向けた実戦練習・後半強化


⛰ レース展開と狙い

10月26日(日)、金沢マラソンに出場しました。
今回は記録狙いではなく、神戸マラソンに向けた実戦練習
テーマは「30km以降の走り切り」。ペースコントロールとフォーム維持を確認する目的で走りました。

スタート時から雨が降り続き、路面は常に濡れた状態。気温もやや低く、コンディションとしては決して良くありません。序盤は3’50/kmを少し超えるくらいの余裕ペースで入り、30km地点までを“我慢の走り”に設定しました。

雨でシューズが重く感じる瞬間もありましたが、脚の動きは安定。
そこからは、予定通りにギアチェンジ。

30km以降はペースを一段ずつ上げ、

  • 30–35km:3’41/km

  • 35–40km:3’37/km

  • ラスト2.195km:3’33/km

と、理想的なビルドアップ展開に。
ラストの直線では、しっかりと地面を押し込みながらスピードを上げられました。


👟 メタスピードレイの走行感

今回初めてフルマラソンで使用したメタスピードレイ(ASICS)
ナイロンプレート構造による接地時の安定性と、軽い反発感が特徴。
正直、雨の路面で不安定になるかと思っていましたが、想像以上に安定しており、最後まで脚がブレずに走れました。

特に後半のペースアップ時、沈み込みすぎず軽く前に押し出してくれる感覚。
スピードを上げても腰が落ちにくく、**“後半で押せるレーシングモデル”**という印象でした。

また、前足部の反発が強すぎないため、脚の疲労も最小限。
この感覚は神戸マラソン本番でも活かせそうです。


💡 レースで得た3つの学び

1. 理想的なビルドアップができた

30km以降で自然にペースを上げられたのは、練習の積み重ねの成果。
これまでの閾値走・30km走で「後半の粘り」を体に染み込ませていたことが功を奏しました。

2. 雨天時の集中力が結果を左右する

冷たい雨で体温が奪われやすく、筋肉も動きにくくなります。
それでもフォームを崩さず、接地と呼吸に集中できたことが、後半のリズム維持につながりました。

3. “練習レース”としての走り方を再確認

本命ではない大会でも、目的を明確にして走ると得られるものが多い。
今回のテーマは「30km以降の理想的な走り」でしたが、結果的にレース全体を通して安定した出力で走れたことが大きな収穫でした。


🧠 腰痛との付き合い方

レース中、腰の張りは多少感じましたが、走りに影響するほどではありませんでした。
金沢後はすぐにストレッチとマッサージガンでケア。
無理に“治そう”とするよりも、“整えながら走る”という意識が大切だと感じます。


🎩 おもてなし視点

もし仲間が同じように金沢を走るなら——

  • 雨天時はスタート前にポンチョやタオルを渡して体温を守りたい

  • 給水所ごとに「ナイスペース!」と声をかけ合えるポイントを設けたい

  • ゴール後は温かい飲み物やブランケットで体を包みたい

雨のレースは過酷ですが、サポート次第で完走の喜びは何倍にもなります。


✨ まとめと次回予告

雨の中で走った金沢マラソン。
30km以降でペースを上げ、最後までしっかり押せたことが今回最大の成果でした。

このビルドアップの感覚を、11月の神戸マラソン本番で再現することが目標です。
腰のケアを継続しながら、次のステップへ。


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  • この記事を書いた人

ヒラケン

平野賢(ひらのけん)
1980年4月8日生まれ
メンバー5000名超のランニングサークルWindRun代表
40代で各種目自己ベストを更新。自己ベスト更新に至るまでの練習内容や考察をブログに残しています。

■自己ベスト
1500m:4'13"(41歳)
3000m:8'58"(41歳)
5000m:15'28"(40歳)
ハーフ:1:11:25(41歳)
フル:2:32:31(42歳)

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