トレーニング

ダニエルズのランニング・フォーミュラを読んで(トレーニングプログラム作成)

2日連続の高負荷練習(バックトゥバック)

ダニエルズはオーバートレーニングのリスクを最小限に抑えつつ、

トレーニングから最大限の効果を引き出すということを重視しているので、

2日連続の高負荷練習は避けるのかと思っていましたが、

ランニング・フォーミュラではこのやり方を推奨しています。

とはいえ、これはレースシーズンに限った話かもしれないので、年間を通してそうあるべきということではないかもしれません。

また2日連続の高負荷練習を提案しているのは、やはりオーバートレーニングのリスクを抑えるためです。

ダニエルズのランニング・フォーミュラより抜粋

選手のなかには私の指示よりも速く走りたがる者もいるが、バックトゥバックだと、そうした問題もなくなる。

例えば、「今日は1,000mを3分20秒で6本、休息は3分」と指示した後に

「明日の練習は1マイルを5分44秒で6本、休息は1分」と付け加えれば、

選手たちが3分15秒というオーバーペースで走ってしまうことも少なくなる。

きつい練習が翌日も待っていると分かっていれば、初日の頑張り過ぎはたいてい防ぐことができる。

これも確かにその通りだと思いました。

僕も合宿に行った際、きつい練習が2日続くとわかっていると、初日は抑える傾向にあります。

もちろん、一方で初日を追い込んだ状態で2日目を迎えようとするランナーもいます。

でも、追い込んだ状態で2日目、設定通り練習メニューをこなせないということになれば、本末転倒です。

ランニング・フォーミュラでは口酸っぱく言われていますが、とにかく設定した内容のものを設定通りにこなすことが大切です。

今の練習の組み方ですと高負荷トレーニングは週2回としているので、基本的にはこの回数をもう1回増やしてみるということになるかと思います。

なぜなら、今の2回のままですと、週末土日に高負荷トレーニング、それ以外はジョギングみたいな組み方になり、

さすがに偏りが出てしまい、僕自身の性格上「これで良いのか」と不安になってしまうからです。

とはいえ、高負荷トレーニングを週3日にするのは、あきらかに僕の中ではハードルが高いので、

2日連続の高負荷トレーニングについては、それぞれ負荷を少しさげた状態ではじめてみるのが良さそうと感じています。

例えばこれまで1000m×7をやっていたものを1000m×5を2日連続でやってみるということです。(それでもトータルの本数は増えてしまっていますが・・・)

この辺りのメニューの組み方は個々人の性格やレベルにあった組み方になってくるかなと思いますし、

そこが面白いところでもあるかなと感じています。

  • この記事を書いた人

ヒラケン

平野賢(ひらのけん)
1980年4月8日生まれ
メンバー5000名超のランニングサークルWindRun代表
40代で各種目自己ベストを更新。自己ベスト更新に至るまでの練習内容や考察をブログに残しています。

■自己ベスト
1500m:4'13"(41歳)
3000m:8'58"(41歳)
5000m:15'28"(40歳)
ハーフ:1:11:25(41歳)
フル:2:32:31(42歳)

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